シトロエンの歴史

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シトロエンの歴史

人が乗って、荷物を積んで、どこかへ出かける。
そんな何気ない暮らしの1コマを、何ものにも代えがたい愉しいひとときに変え、生き生きとした美しいライフスタイルを創造する。
それこそがクルマの真の価値である、とシトロエンは考えます。

五感を刺激し、乗るほどにからだに馴染む心地良さ、乗る人の心に強く語りかけるデザイン、卓越したパフォーマンスと実用性を融合させる独創的なアプローチ。

それが、シトロエンが受け継いできたクルマ造りの哲学です。

「暮らしを豊かにするクルマづくりの鍵は『独創と革新』にある」創業者アンドレ・シトロエンの思想は、今なお完全な形で生き続けています。

Episode 1

ブランドの原点

「ダブル・シェブロン」

シトロエンの「独創と革新」の伝統は、創業者 アンドレ・シトロエンが彼の母親の故郷ポーランドで奇妙な形の歯車と偶然出会ったことから始まりました。鋭角の山形に切り込まれた歯車。「ダブル・シェブロン」で知られる現在のシトロエンのエンブレムは、この独創的なダブルヘリカルギア を模したもの。このギア製造で収めた成功が後のシトロエン社設立の礎となったのです。

Episode 2

前例のないものへの果敢な挑戦

「歴史の先駆者」

「クルマは、あくまで一般大衆のための便利な道具であり、クルマがあることで多くの人々の生活はより豊かなものとなる。」
高価で不安定だったクルマが、まだ一部の富裕層の贅沢な玩具だった時代、創業者アンドレ・シトロエンが提唱したこの思想は驚くほどの先見性に満ちています。この思想のもと、シトロエンはヨーロッパ初の大量生産システムを導入。低価格で高品質なクルマの供給を実現しました。さらに、高い 走行安定性と快適性を実現する 前輪駆動方式 を世界で初めて量産車に採用。先進的なモノコックボディ構造に、素晴らしいハンドリングと、ソフトな乗り心地を実現したトラクシオン・アヴァン(フランス語で前輪駆動の意)は、当時の自動車業界に革命をもたらし、その後の歴史にも大きな影響を与えたのです。

Episode 3

感性と響きあうドライブを

「五感で愉しむクルマ」

シルクハットの正装で乗れ、バスケットに盛った卵を一つも割ることなく悪路を走れる。1939年の 2CV 開発当時から、“快適性”はシトロエンのクルマ造りの重要なテーマの1つでした。シトロエン車は伝統的にロング・ホイールベースを採用し、安定した走行性能と 広々とした室内空間 を同時に実現しています。その他、手触りまでを吟味して設計し、やわらかく乗員を包み込む快適なシート。さりげなく車内に香るフレグランス。徹底的な静粛性の追求で際立つ音響効果。シトロエンは、独自の取り組みにより比類なきコンフォートを実現しました。目指しているのは、人の感性を満たすクルマづくり。クルマは人を快適に移動させるもの、というシトロエンの理念は、現在でも一貫して受け継がれています。

Episode 4

シトロエン独創のテクノロジーの代名詞

「魔法の絨毯 ハイドロニューマチック」

一般的な金属バネとダンパーの代わりにオイルと窒素ガスを使用するという独創的な発想によって生み出されたサスペンション。それがハイドロニューマチックです。常に一定の車高と車両姿勢を保ち、いかなる状況下でも理想的なロード・ホールディング性能を発揮。”マジックカーペットライド=魔法の絨毯”と称される抜群の乗り心地と卓越した走行性能を実現しました。多くの人々から絶賛されるこのシトロエン独自の油圧サスペンションは、デビュー以来着実に進化を遂げ、最新のサスペンション『ハイドラクティブIIIPlus』は現在、「C5」に搭載されています。なお、その他のモデルに搭載されているサスペンションについても、入念なチューニングを施すことにより、シトロエン伝統のしなやかな乗り心地を実現しています。

Episode 5

未来に向けた革新をデザイン

「シトロエン・スタイル」

2009年、シトロエンは創業90周年を迎え、新たなブランドスローガン「Creative technologie」を掲げました。「DSライン」はシトロエンの「Creative Technologie」を体現したシリーズです。第一弾は2010年にデビューした「DS3」。第2弾は2011年9月にデビューした「DS4」。そして、2012年にデビューした、最新モデルの「DS5」です。また、2012年4月にはDSラインの最新コンセプトカー「Numero 9」が発表されました。

Episode 6

ブランドイメージを体現してきたユニークな広告

「常識を覆してきた表現力」

たとえば、フランス全土にロゴマーク入りの道路標識を立てたり、大空に飛行機雲で社名を書いてみせたりと、シトロエンの広告 は、そのいずれもがアイデアあふれるユニークなものでした。
中でも圧巻なのが25万個もの電球を使ったエッフェル塔の電飾広告。「翼よ、あれがパリの灯だ」。大西洋単独無着陸飛行に初めて成功したリンドバーグの言葉に表された、華やかなパリの夜空。その美しさに一層の煌きを加えた「CITROEN」の文字は、今なお、歴史に残るブランドの象徴として語り継がれています。