~セバスチャン・ローブ & ダニエル・エレナ組3連勝、ドライバーズポイントでも大きくリード~
シトロエン・トタル・ワールドラリーチームのセバスチャン・ローブとダニエル・エレナが、ラリー・トルコの最終日を制し、2010年世界ラリー選手権で3連勝を達成しました。この勝利により、シトロエン・トータル・ワールドラリーチームがドライバーズ・ポイントでリードを広げました。ダニ・ソルド/マルク・マルティのペアは最周回でリタイアとなりました。
土曜の夜から日曜の朝にかけて、誰もが恐れていた降雨に見舞われました。大会最終日は、3ステージの周回コースを2周する予定でしたが、DenizステージとMudarliステージ(SS18とSS19)は中止になりました。
このため、最終日はBallicaステージ(ES20)からレースが開始されることになりました。セバスチャン・ローブとダニエル・エレナが先頭でスタートし、湿気の多いコースコンディションを生かして最速タイムを叩き出しました。トップを走るC4 WRCのクルーがPendikサービス・パークに帰ってきたとき、85メートルもジャンプしたことの動揺がまだ残っていました。「数秒間、宙に浮いたような信じられない感覚だった」とセバスチャン・ローブは興奮した様子で話しました。「そんなに遠くまでジャンプしたなんて全く想像できなかった。少しパニックに陥ったが、前進を続けなければならなかった」
ダニエル・ソルドは、このステージでミッコ・ヒルボネンのパンクに乗じて3位につけました。「このステージは本当に難しいレースだった。ミッコがトラブルに見舞われたことがわかったので、あえて危険を冒すことはしなかった。3位になれて良かったが、最終ステージも非常にタフなレースになるだろう」。この予言は的中しました。DenizステージとMudarliステージでは朝、路面が乾いたため、2回目の周回が実施されることになりました。しかし残念なことに、Deniz2(SS21)でダニエル・ソルドは、ぬかるんだコースで足をすくわれてしまいました。「わたしの前にもあの場所でコースアウトした者がいた。スケートリンクと全く変わらなかった。木に衝突し、サスペンションが壊れたんだ。その直後、セバスチャン・オジエも同じ場所で同じようにコースアウトし、わたしの車に接触したけど、彼はレースに復帰することができた」
ローブは、今回のレースを完全に支配しました。最終ステージですぐに最速タイムを2回叩き出し、ペター・ソルベルグに大きく水をあけてラリー・トルコでの勝利を掴みました。「長い間、中途半端な成績しか上げてこなかったから、この勝利は非常にうれしい。本当に難しいコースだった。非常に速く走れる区間もあったけど、車をいたわって注意深く運転しなければならない区間もあった。このレースでも、C4 WRCの信頼性の高さに大いに助けられた。3連勝目となるこの勝利で、2位のライバルとの差が40ポイントに広がり、われわれが世界ラリー選手権で一歩抜け出したことになるね」とコメントしています。
| 順位 | ドライバー | メーカー/車種名 | タイム |
| 1 | S.ローブ(FRA) | シトロエン/C4 | 03時間01分38.7秒 |
| 2 | P.ソルベルグ(NOR) | シトロエン/C4 | 03時間02分33.2秒 |
| 3 | M.ヒルヴォネン(FIN) | フォード/フォーカス | 03時間03分22.1秒 |
| 4 | S.オジエ(FRA) | シトロエン/C4 | 03時間05分24.7秒 |
| 5 | K.ライコネン(FIN) | シトロエン/C4 | 03時間08分23.0秒 |
| 6 | F.ヴィラグラ(ARG) | フォード/フォーカス | 03時間09分35.4秒 |
| 7 | M.ウィルソン(GBR) | フォード/フォーカス | 03時間10分08.5秒 |
| 8 | J.ラトバラ(FIN) | フォード/フォーカス | 03時間21分22.9秒 |
| 9 | D.KUIPERS(NLD) | フォード/フィエスタS2000 | 03時間25分00.9秒 |
| 10 | A.バーカート(DEU) | スズキ/スウィフトS1600 | 03時間28分43.4秒 |
| 順位 | ドライバー | ポイント |
| 1 | S.ローブ(FRA) | 68 |
| 2 | P.ソルベルグ(NOR) | 53 |
| 3 | M.ヒルヴォネン(FIN) | 52 |
| 4 | J.ラトバラ(FIN) | 47 |
| 5 | S.オジエ(FRA) | 45 |
| 6 | D.ソルド(ESP) | 24 |
| 7 | M.ウィルソン(GBR) | 22 |
| 8 | F.ヴィラグラ(ARG) | 20 |
| 順位 | チーム名 | ポイント |
| 1 | シトロエン・トタル WRT | 128 |
| 2 | BPフォード アブダビ WRT | 111 |
| 3 | シトロエン・ジュニアチーム | 75 |
| 4 | ストバート M-スポーツ フォードRT | 56 |
| 5 | マンチーズ・フォード WRT | 26 |
プジョー・シトロエン・ジャポンはシーズンを通してWRCのリザルトをタイムリーに配信していくことによって、WRCでのシトロエン車の高いパフォーマンスを広くアピールして参ります。