~WRC初の快挙、シトロエンが1位から4位を独占!~
デイ1、デイ2で勝利への道程をしっかりと築いていたセバスチャン・ローブ/ダニエル・エレナ組。最終ステージを終えて、堂々58回目の優勝を飾りました。ダニ・ソルド/マルク・マルティ組もペター・ソルベルグから常に追われながらも2位を守りきり、シトロエン・トタル・ワールドラリーチームは2010年シーズン初のワンツー・フィニッシュを達成しました。また、ペター・ソルベルグとセバスチャン・オジエの活躍で、シトロエンはWRCで初めて1位から4位までを独占しました。
かなりの走行距離となった2日間と比べて最終日は短く、2つのステージを2回ずつの走行となります。ブルガリアの山々に輝く太陽の光を見れば、タイヤのチョイスに迷いが生じるはずもなく、全員がピレリPゼロ ハードタイプを選択しました。
セバスチャン・ローブは2位のソルドとの間に40秒のリードを持ってパルク・フェルメを出発。1位キープが最終日の使命です。6度の世界チャンピオンに輝くローブですが、最初の2ステージで数秒をロスしました。「理想的な状況だけど、今の順位をキープしなきゃいけないっていうのは、緊張する。パンクやミスはいつだって起こるから。集中して、残りのステージを楽しみたい。C4の調子は最高。すばらしいコンディションで走っている」
一方、ソルドにとっては苦しい3日目となりました。ペター・ソルベルグとはわずか4.7秒差。2位を守るにはとにかく攻めていくしかありません。SS11(ムホボ1)ではソルベルグが0.9秒差でトップとなりましたが、SS12(スラボビタ1)はソルドが2.7秒差でトップ。トータル6.5秒のリードを持って、ドルナ バンヤのサービスパークに戻ってきたのでした。「攻め続けないとね。ペターは真正面から勝負を挑んでくるから。ペターは最初のループをとてもうまく走った。僕も結構速かったけどね!」
ソルドとソルベルグの戦いは最後の2ステージまで続きましたが、結局、ソルドがソルベルグを退けて、2位となりました。「このラリーで目標を達成できた。ローブはオープニングからすばらしい走りで、今週もまた優勝だった。僕の役目はシトロエン優勝のためにできるだけマニュファクチャラーズ・ポイントを稼ぐこと。それから、ペターとの勝負にも勝ちたかった。2位という結果で、残りのシーズンに自信を持って臨めるよ」
順調に58勝目をあげたローブはドライバーズ・ポイントでもリードを49ポイントに伸ばしました。「本当にうまくいったね。デイ1でいいスタートを切り、デイ2でより確実にして、今日はちょっとリラックスできたよ! ラリー・ブルガリアのファースト・インプレッションは上々。ドライバーやマシンの良さを引き出す、いいステージが揃っている。すばらしいレースをしたソルドには、やったね!と言いたい」
ペター・ソルベルグとセバスチャン・オジエがそれぞれ3位と4位に入り、シトロエンはFIAのWRCで初めて1位から4位までを独占しました。「ワークスも、プライベーターも含めて、こうした結果すべてがシトロエンC4 WRCのクオリティーの高さを証明しています。ローブとソルドが1位2位に入ってくれたおかげで、シトロエンはマニュファクチャラーズ・ポイントでリードを広げることができました。一番大事な目標が達成できたのです」とシトロエン・レーシング・チーム代表オリビエ・ケネルは強調しました。
| 順位 | ドライバー | メーカー/車種名 | タイム |
| 1 | S.ローブ(FRA) | シトロエン/C4 | 3時間02分39.2秒 |
| 2 | D.ソルド(ESP) | シトロエン/C4 | 3時間03分08.7秒 |
| 3 | P.ソルベルグ(NOR) | シトロエン/C4 | 3時間03分15.5秒 |
| 4 | S.オジエ(FRA) | シトロエン/C4 | 3時間04分34.2秒 |
| 5 | M.ヒルヴォネン(FIN) | フォード/フォーカス | 3時間05分57.0秒 |
| 6 | J.ラトバラ(FIN) | フォード/フォーカス | 3時間07分07.7秒 |
| 7 | P.アンダーソン(SWE) | フォード/フォーカス | 3時間08分04.4秒 |
| 8 | F.トゥラン(HUN) | プジョー/307 | 3時間09分43.2秒 |
| 9 | M.ウィルソン(GBR) | フォード/フォーカス | 3時間11分57.8秒 |
| 10 | H.ソルベルグ(NOR) | フォード/フィエスタ | 3時間15分45.2秒 |
| 順位 | ドライバー | ポイント |
| 1 | S.ローブ(FRA) | 151 |
| 2 | S.オジエ(FRA) | 100 |
| 3 | M.ヒルヴォネン(FIN) | 86 |
| 4 | J.ラトバラ(FIN) | 80 |
| 5 | P.ソルベルグ(NOR) | 78 |
| 6 | D.ソルド(ESP) | 67 |
| 7 | M.ウィルソン(GBR) | 40 |
| 8 | F.ヴィラグラ(ARG) | 26 |
| 順位 | チーム名 | ポイント |
| 1 | シトロエン・トタル WRT | 232 |
| 2 | BPフォード アブダビ WRT | 185 |
| 3 | シトロエン・ジュニアチーム | 125 |
| 4 | ストバート M-スポーツ フォードRT | 98 |
| 5 | マンチーズ・フォード WRT | 40 |
プジョー・シトロエン・ジャポンはシーズンを通してWRCのリザルトをタイムリーに配信していくことによって、WRCでのシトロエン車の高いパフォーマンスを広くアピールして参ります。