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伝統の一戦、ラリーモンテカルロでWRC100 勝目を達成!

2019 年の世界ラリー選手権(WRC)にC3 WRC で参戦するシトロエン・レーシングは、1 月24 日~27 日にかけて開催された開幕戦、第1 戦のラリーモンテカルロに参戦し、今シーズンの初戦を勝利で飾る華々しいスタートを切りました。今回のラリーではセバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア組が優勝し、創立100 周年を迎えるシトロエンの、WRC100勝目を達成するという記念すべきラリーとなりました。

 

ラリーの展開

毎年、WRC の幕開けを告げるラリーモンテカルロは、世界で最も歴史あるラリーイベントのひとつです。そのスタートは1911 年にまで遡り、それ以来数多くのドラマを生み出してきました。舞台となるのはフランス南部、アルプスの峠道です。コースの一部は雪で覆われ、あるいはアイスバーンとなって選手たちを待ち受けます。変化する路面に対する瞬間的な判断力と、路面状況に合った適切なタイヤ選択が求められます。ラリーは24 日(木)の夜、フランスのギャップを起点にスタート。山岳地帯のワインディングロードを舞台に、3 日間にわたり熱戦が繰り広げられます。26 日(土)の夜にはモナコへと移動し、最終日の27 日(日)には有名なチュリニ峠を舞台としたスペシャルステージが行われてラリーは終了します。

夜間ステージでの戦いとなった競技初日は、オジエが総合2 番手、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組が総合4 番手と順調な出足を刻みます。難しいタイヤ選択を迫られる場面で、オジエはSS1 を3 番手タイム、SS2 を2 番手タイムという安定したペースで走行、過去5 年連続でラリーモンテカルロを制してきた貫録を見せつけました。また、今季から新たに加入したラッピは慎重な走りで、堅実に上位を狙えるポジションとすることに成功しています。

競技2 日目の25 日(金)、オジエはSS5~6 と連続ベストタイムを刻み、SS7 では総合首位に立つことに成功しました。この日のSS8 までを終えた段階で、首位オジエと総合2 番手につけるライバルとの差は、わずかに2 秒。ひとつのミスで順位が入れ替わる緊迫した展開に、ファンの注目が集まりました。ラッピはSS6 で左サスペンションを傷めてこの日の競技続行を諦め、翌日からの再出走を選択しました。

26 日(土)の競技3 日目もオジエは上位タイムを並べ順調に首位をキープ。しかしライバルも諦めず両者の差は4.3 秒と、わずかにオジエがリードを広げました。一方、再び戦列に復帰したラッピは、この日最初のSS でエンジントラブルが発生。残念ながらラッピの開幕戦はここで終わりを告げました。残されたオジエは最終日の27 日(日)もライバルと接戦を展開、最終SS を前になんと0.4 秒差まで詰め寄られてしまいます。しかしオジエは最後のSS で踏ん張り、最終的に2.2 秒差をつけて劇的な勝利を獲得しました。オジエにとってはモンテカルロ6 連勝、シトロエンにとってはWRC 通算100 勝という記念すべき1 戦となりました。

 

チームコメント

■ピエール・ビュダール(シトロエン・レーシング代表)
「非常にセンセーショナルな勝利でした。シーズン最初のラウンド、とりわけラリーモンテカルロという、WRC の象徴とも言えるラリーでWRC100 勝目を獲得できたのは、たいへん重要なことです。シトロエンの100 周年と合わせて、セバスチャンとジュリアンにシトロエンでの8 勝目を加えることができたのも本当に喜ばしいことだと思っています。再びともに戦うという決意をした時、我々のモータースポーツ史に新しいページを加えられるように願っていましたが、タッグを組んで最初のレースで、これ以上ない成果を発揮することができました」

■セバスチャン・オジエ
「ラリー中、勝利を確信できたことは一度もないほどの接戦でした。特に最終日は車両のトラブルがあり、緊張感で張り詰めていました。チームから適切なアドバイスを聞きながら、移動区間で応急処置を施すことができました。その後は全力でプッシュし、最後には、勝利を得ることができました。ものすごく内容の濃い週末でしたね。シトロエンC3 WRC で初めてのラリーでしたが、この結果が得られたことを大変誇らしく思います。このラリーは自分にとって非常に特別なものですし、チームとしても開幕戦で最高のスタートを切ることができました。これで心置きなくシトロエンの100 周年を祝うことができます!」

■エサペッカ・ラッピ
「エンジンに致命的なトラブルが発生し、途中でリタイアしてしまったのは非常に残念です。しかしこれもモータースポーツの本質的な部分です。次戦のスウェーデンではもう少し運に恵まれるように願っています。この後に予定されている2 日間のテストでは、最大限の結果が引き出せるようにチャレンジするつもりです。その点では準備万端に整っていますし、高速コースでの戦いに向けた用意はできています。私はこういう高速ラリーが好きなので、心底楽しみにしています」

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